探偵社が決まったら
~調査結果を待つだけでは問題あり~
多くの探偵社で相談を重ねることで、ここだと思える探偵社が現れるでしょう。
プロの探偵である我々においても、探偵社を選ぶ作業は非常に難しく、簡単に見極めることは難しいと思います。
だからこそ、探偵社が決まったら次は契約、ちょっとその前にという言葉の重みを感じるのです。
もちろん決めた探偵社の全てに納得が出来れば、それは一番よい事です。ゆっくりとじっくりと最後に時間を掛けてみて下さい。
探偵社が決まったらその調査力に注目
探偵のプロ意識を確認
苦労して何社も探偵社を周り、やっと決めた探偵社。直ぐにでも依頼内容を進めて欲しいところでしょう。しかし、敢えてまだ疑って下さい。ある程度の振り分けを行ったから良いのでは?と思うかもしれません。そこにも落とし穴があるのです。 表題に「探偵が決まったら」と書いてありますが、契約書を取り交わすまでは色々と交渉が出来ますし、本当にこの探偵社に調査を依頼して大丈夫なのか決断を行える最終的な段階なのです。 探偵社の絶対条件のひとつに、「調査力」が挙げられます。どんなに親身に相談に乗り、どんなに安価で対応してくれる探偵社であっても、調査力がなければ、依頼する意味はないからです。 長年探偵をしていると、時代の流れを感じることが多々あります。特に最近の不景気の影響で感じたことは、脱サラや会社の解雇にあった方、また若者の中で、「手っ取り早く稼げそう」「面白そう」と言った安易な考えで探偵社を始める方が多くなったということです。 また、失業したことで、探偵学校等に通い、殆ど経験もないままに現場に出る方も多いと感じます。その結果は・・・。
皆様も想像がつくと思います。素人当然の調査員が満足の行く調査を行うことが出来るでしょうか?いくらお金を費やしても期待する結果は望めないでしょう。
よく探偵と名乗る方の中には、「これは難しい調査ですから」とか、「これは比較的簡単に結果を出せるでしょう」などと言う人がいます。少なくとも我々インサイトの調査スタッフは「調査に簡単なものなどないです」と答えるでしょう。10年以上ものキャリアを積んだ調査員でさえ、簡単と思う調査はないのです。また、ご依頼人様に費用を頂き調査する以上、全ての調査が難しく、全力で取り組まなければならないという心構えで取り組むことが必要であると感じています。
是非、ここと決めた探偵社に行ったら、契約する前に質問攻めにするくらい、担当者に色々と聞いてみて下さい。そこである程度その調査会社の経験や調査力がわかるはずです。
質問に対し、答えに困るようであれば、それは依頼先を変えるべきでしょう。ひとつの目安になるのではないでしょうか?
インサイトではどの様な質問も丁寧にお答えするとともに、最善の方法をご提案致します。
過去に多くのご相談を受け、現場で調査を行ったスタッフだからこそ、自信を持ってお答え致します。
素人調査員と外注調査員
先程も、探偵社調査員の経験について何点か述べましたが、最終的な調査員の質を見極める為に必要なことに、依頼の受注だけを行い、調査は丸投げにしていないかということが非常に重要になります。
特に、広告等などで大々的に宣伝する大手探偵社に多いのが、一番肝心な調査を外注に丸投げする営業体系をとっているところです。
実はどういう流れかはわかりませんが、当社にも某大手探偵社から「調査を請け負ってくれないか?」と打診があったことがありました。ビル看板、駅、国道沿い、チラシ、ポスターなど、様々な所に広告を出し、推定でも月に数百万円、数千万円以上の広告費を使っているのではと思えるくらいに目にする探偵社です。
自社で相談し、契約した調査を、全く付き合いもない他社へ委託するということは、調査力や質を気にしていないと言われてもしょうがないでしょう。
当社では他社に委託する、アルバイト調査員を使うなどということは考えられませんし、何より事故が起きても責任が持てません。
しかし悲しい事に、アルバイト調査員を使いまわす探偵社が数多く存在することも確かです。
この様なことも、契約する前に最終確認する必要があると感じます。
ホームページではどこの探偵社も良い事しか書きません。そこで大切なことは、言っていることと実際に行われていることに偽りがないかということです。
探偵社が決まったら、最後に調査力を見極めて下さい。